経営者と話をしていると、時々こんな場面があります。経営者と話をしていると、時々こんな場面があります。
「結局、私は何をやりたいんだろうな…」 「頭では分かっているんだけど、うまく言葉にできない」
実は、経営者の頭の中は情報や思考でいっぱいです。
数字、社員、顧客、将来の方向性…。
言葉に出すときには、いくつもの要素が混ざり合っていて、相手には“断片的な言葉”として伝わることが多いのです。
そこで私の役割は、その言葉を「翻訳」すること。
経営者が発した一言の裏にある想いを拾い、整理し、数字や制度に落とし込む。 断片をつなぎ合わせて「経営の地図」にする。
それが伴走者としての仕事だと考えています。
コンサルタントというと、アドバイスを与えたり、戦略を押し付けたりするイメージを持たれるかもしれません。
しかし私は、経営者の中にすでにある答えを“見える形にする”ことを大切にしています。
ブレない経営は、経営者本人の言葉から始まります。
私の役割は、その言葉を翻訳し、未来の行動に変えていくこと。 そうすることで初めて、後悔しない選択につながるのだと思います。